ドゥイブス・サーチの特長
7. 認定ロゴと画質
これまであまり言われては来ませんでしたが、無痛MRI(ドゥイブス法)では、以下のような不具合がほとんどの病院で起きていることが明らかになりました。
A)MRI装置の種類により大きな画質の差がある。
B)同じブランド名の機種でも、調整の有無で大きな画質の違いがある。
C)病院の技師、医師が、画像の善し悪しについて判断するポイントが難しい。
そこで、
- 実施する病院で画像を撮影してもらう。
- 認定機構で画質をチェックする。
- 改善できそうな場合は、装置メーカーに改善していただく。基準に達しない場合は認定しない。
- 再度チェックして、基準に達していれば期限付きのロゴの使用を許可する。
というプロセスをとっています。このような厳密なチェックを定期的に繰り返してはじめて検診で使える画質を担保できます。
みなさんにも分かるチェックポイントを示します。乳房の形状により、以下の兆候が認められる場合もありますが、顕著に生じないように調整が必要です。
※ 施設によって、白黒反転するところとそうでないところがあるので、両方の画像を示します。
チェックポイント1
脇の下に左右差はないか。
良い例)ほとんど差がありません。

悪い例)大きな左右差があります。

チェックポイント2
乳房の一部が消えていないか。
良い例)ほとんど差がありません。

悪い例)一部が消えてしまっています。

チェックポイント3
乳腺が脂肪よりも目立って写っているか。
良い例)中心部分の乳腺が、周りの脂肪よりも濃く写っています。

悪い例)中心部分の乳腺が、周りの脂肪と逆転してしまっています。
