年収550万円の37歳女性、乳がん罹患で「医療保入険」の給付金34万円に安堵も…4年後に転移。にわかに信じがたい「保険会社からのひと言」【CFPが解説】
記事本文の要約
沢田香織さん(仮名)41歳は4年前に早期乳がんの診断を受け、入院と手術をしたものの、加入していた「がんに手厚い医療保険」から34万円の給付金を受け取り、一旦は安心しました。しかし、3ヶ月前に肺への転移が発覚。抗がん剤治療を受けている最中に、再度保険請求を行ったところ「支払対象外」という回答を受け、驚愕しました。沢田さんが加入していた保険は、がんの入院と手術に対する保障のみで、通院治療はカバーされていなかったのです。彼女は保険選びの重要性を痛感し、保険選択の際には専門家の助言が不可欠であることを認識しました。
引用元:YahooJapanニュース ニュースURL:https://news.yahoo.co.jp/articles/9469c228031bafbcc9e3e600a51ce36b7b17f0c4?page=1
編集者コメント
この記事は、乳がん罹患後の保険選びの重要性とその難しさを示す生々しい事例を紹介しています。沢田さんのケースは、多くの人が陥りがちな保険選びの落とし穴を如実に表しています。 まず、沢田さんは同期社員の影響でがん保険と医療保険に興味を持ちましたが、二つの保険に加入することについて経済的な負担を懸念し、インターネット広告で見つけた「がんに手厚い医療保険」に加入しました。しかしこの保険は、入院と手術に対して手厚い保障を提供するものでしたが、通院治療には対応していませんでした。このように、インターネット広告や一部の情報だけで保険を選ぶと、後々の治療や状況に対応できないことがあります。
沢田さんの保険選びのミスは、がん治療の現実を十分に理解していなかったことに起因します。現在、がん治療は入院や手術だけでなく、通院による抗がん剤治療や放射線治療も主流となっています。がん治療全体の半数以上が通院で行われることが多いのです。したがって、がん保険を選ぶ際には、通院治療にも対応した保険が必要です。
今回の事例から学べる教訓は、保険を選ぶ際には、がん治療の全体像を理解し、その上で適切な保険商品を選ぶことが重要であるということです。保険は単なる商品ではなく、個々の健康状態やライフスタイル、将来のリスクに対応するためのツールです。そのため、保険選びには慎重な検討が必要であり、専門家のアドバイスを受けることが推奨されます。
編集者も最近保険の見直しを行い、アドバイザーから現在加入している医療保険と同じ保障が、半額の保険料で賄えると案内され大変驚きました。さらに、現在付加している女性疾病特約は特段必要ではなく、やはり、通院保障が大事とのことです。会社の案内で加入していた医療保険でしたが、専門家に聞いて吟味するべきだったと反省しました。
また、いざという時のための保険選びも大切ですが、そもそも病気にならないための予防や、治療の負荷を軽減するための早期発見も非常に重要です。乳がんラボでは「痛くない乳がん検診」を紹介しています。今まで、乳がん検診で痛い、恥ずかしい思いをされた方、乳がん検診に不安を感じているという方は、是非ご覧になってみてください。