閉経」と関係ない『乳がん』 60代以上の罹患率は20年前の2.5倍に急増 “誤った認識”で60代以上が検診受けず「後悔」語る女性も(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
記事本文の要約
60代以上の乳がん罹患率が20年前の2.5倍に増加している原因は、少子化により出産・授乳回数が減り、乳腺を使わない女性が増えたことがあげられます。早期発見が重要ですが、60代以上では検診受診率の低下が問題です。少子化と乳がんの関係は明確ではないが、定期的な検診が大切だという指摘もあります。誤った認識や恐怖心から検診を避ける人が多いのも事実です。この記事では、周囲の人にも検診を勧めることが重要であり、40代以降はマンモグラフィでの発見がしやすくなるため、ぜひ検診を受けるよう呼びかけています。
・引用元:Yahoo!ニュース
・URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/3e8af321a3868d3d29b2ceee6736c09da2817579
編集者のコメント
この記事は、10月16日に放送された関西テレビ「newsランナー」のインタビューがもとになっており、乳がん経験者や専門医などの興味深い生の声です。
乳がんは40代から増え、60代以上でも近年2.5倍に増加しています。原因として、少子化で出産・授乳回数が減り、乳腺を使う機会が減少したことが指摘されています。乳がん患者は60代以上で増加しており、その背景には「閉経後は乳がんにならない」という誤解が影響しているようです。ある70代女性は「昔は検診を受けていたが、今は親の介護などで行けていない」と語ります。痛みを理由に避ける人もいるでしょう。閉経後でも乳がんになるリスクは変わらないため、誤解による受診率低下は大きな問題です。 78歳の女性へのインタビュー「72歳で右わきのしこりに気づいて受診したところ、乳がんのステージ2だと言われました。
若い頃は健康に自信があって、閉経後は検診の必要性を感じていなかったことを後悔しています。」なかもず女性クリニック 八木潤子院長は、「実際、閉経後も乳がんのリスクは減りません。出産や授乳が乳がんリスクを減少させるとされますが、少子化の影響でそれが難しくなっています。生活習慣やストレス管理も重要なので、意識して過ごしてほしいですね。」と解説しています。
少子化で乳がんリスクが高まる可能性が指摘される中、予防よりも検診による早期発見が重要ですが、関西テレビの加藤さゆり報道デスクは「誤解や不安で検診を避ける人も多いが、怖がらず受けてほしい」と強調します。別のキャスターからは、母の受診を促した経験から、「未知の世界への不安が理由でも検診を続ける必要がある」との意見もありました。今まで、乳がん検診で痛い、恥ずかしい、思いをされた方、乳がん検診に不安を感じているという方はぜひこちらもご覧になってください。