無痛MRI乳がん検診の概要

(愛称:ドゥイブス・サーチ)

 

痛くない & 見られない

検査は、乳房型にくりぬかれたベッドにうつ伏せになることで行います。

乳房を挟まないので、痛みもありません。

さらに、自然に乳房が下垂するので、大きくキレイな形で撮影できます。

いままで乳房の医療検査では「見られる」ことはごく当たり前のことでした。

しかし私達はここにも革命をもたらしました。

検査着やTシャツを着たままで検査ができるので、完全にプライバシーが守られます。

(注)検査機器の中に入るので、人によっては閉塞感と音が気になる可能性があります。
(注)身体の重みが胸の間(胸骨)にかかるので、この部分には圧迫感を感じる人もいらっしゃいます。


デンスブレスト(高濃度乳房)でも安心

デンスブレスト(高濃度乳房) という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

日本人の半数以上は、マンモグラフィ検査で乳房が白くなってしまいます。

この場合、がんを探すのは「雪山の白ウサギ」を見つけるように難しくなります。

しかし、ドゥイブス・サーチでは、乳腺の濃度の影響をほとんど受けないので、デンスブレストの方でも問題なく受けることができます。

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デンスブレストの詳しい説明

高原太郎の「note」(外部サイト)に飛びます


 

検査は10分あまり、病院滞在は1時間あまり

ドゥイブス・サーチは、別のページに示す提携病院で受けられます。多くの病院で、24時間ウェブ経由で予約できます。もちろん、電話や窓口でも受け付けています。

ドゥイブス・サーチはとてもスピーディ。検査の所要時間はわずか10分あまりです。病院滞在時間も、受付〜会計のすべてを終わらせて1時間余り。忙しい一日の予定の中に無理なく入れられます。


 

優れた画質をいつも得るための努力

機器の細かな調整を何度も繰り返し行うことで、左右のアンバランスがないように、また筋肉や脂肪などの不要な構造物が邪魔しないようにしたうえで実施しています。

また、画像を診断するときにも、常に画質をチェックしています。ウェブやパンフレットに書くだけではなく、本当に普段の努力を積み重ねています。

詳しくは、「画像を確認してみよう」をご覧ください。

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DWIBS(ドゥイブス)法とは

DWIBS(ドゥイブス )法は、MRIで撮影できる「拡散強調画像(DWI)」を改良した方法です。がんを発見したり、治療経過観察をするのに用いることができます。

DWIBS(ドゥイブス )法は、2004年に東海大学工学部 医用生体工学科 教授、高原太郎により考案されました。無痛MRI乳がん検診(ドゥイブス・サーチ)は、考案者が自ら、精度を管理して行っている唯一の検診です。

初期の2編の論文は、現在までに合計1000を超える論文に引用されています (Google Scholar)。

また乳がんの描出に関して、造影MRIと比較しても同じ感度で撮影できることが、2015年以降の最近の海外・国内の論文により報告されています(*1-3)。

*1 Magn Res Imaging 2015年10月
 *2 Radiology 2016年3月
*3 Jpn J Radiol  2018年1月

 

画像を確認してみよう

これまであまり言われては来ませんでしたが、MRIにも様々な種類があり、たとえば装置の値段は数千万円〜数億円と幅があります。また、画質のコントロールにおいて、毎年メンテナンスを受けているところとそうでないところがあります。

こういった部分は、受診者には見えにくいものです。そこでみなさんにも分かるチェックポイントを示します。乳房の形状により、以下の兆候が認められる場合もありますが、顕著に生じないような調整が必要です。

※ 施設によって、白黒反転するところとそうでないところがあるので、両方の画像を示します。
 

チェックポイント1
脇の下に左右差はないか。

良い例)ほとんど差がありません。

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悪い例)大きな左右差があります。

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チェックポイント2
乳房の一部が消えていないか。

良い例)ほとんど差がありません。

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悪い例)一部が消えてしまっています。

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チェックポイント3
乳腺が脂肪よりも目立って写っているか。

良い例)中心部分の乳腺が、周りの脂肪よりも濃く写っています。

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悪い例)中心部分の乳腺が、周りの脂肪と逆転してしまっています。

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