服を着たまま受けられる理由
乳がん検診を受けたほうがよいと分かっていても、「胸を見られるのが恥ずかしい」「検査中の露出に抵抗がある」と感じ、受診をためらってしまう方は少なくありません。
マンモグラフィでは、乳房を板で挟んで撮影するため、乳房を出した状態で位置を合わせる必要があります。超音波検査では、乳房にゼリーを塗り、皮膚に直接機器を当てて検査します。
一方、無痛MRI乳がん検診では、検査着またはTシャツを着た状態で撮影できます。乳房を直接見せる場面が少ないため、検査中の露出に不安がある方にも配慮した検査です。
無痛MRI乳がん検診が「服を着たまま」受けられる理由
無痛MRI乳がん検診では、乳房を板で挟んだり、肌に直接機器を当てたりせずに撮影します。
検査時は、金属を含まない検査着またはTシャツに着替え、MRI装置の中でうつ伏せになって撮影します。乳房は専用の台で自然に下げた状態で撮影するため、乳房を圧迫する必要がありません。
MRIは、磁場と電波を用いて体の内部を画像化する検査です。そのため、検査に適した服装であれば、乳房を露出したままにしなくても乳房の内部を撮影できます。
これにより、乳房を出した状態で検査を受け続ける必要が少なくなり、「見られること」への抵抗感を抑えやすくなります。
もちろん、安全で正確な検査を行うために、技師が姿勢や位置を確認することはあります。ただし、乳房を直接出した状態で撮影を続ける検査とは異なります。
MRI検査
普段着のままではなく、検査に適した服装で撮影します
「服を着たまま受けられる」といっても、普段着のまま検査を行うという意味ではありません。
MRI検査では、金属が安全や画像に影響することがあります。そのため、検査時は金属を含まない検査着またはTシャツに着替えて撮影します。
ワイヤーやホックの付いた下着、アクセサリー、時計、湿布、カイロなどは、検査前に外していただきます。検査時の服装や準備については、受診する医療機関の案内に従ってください。
無痛MRI乳がん検診は、検査着またはTシャツを着た状態で撮影できます。
乳房を直接見せる場面が少ないため、検査中の露出に不安がある方にも配慮した検査です。
マンモグラフィや超音波検査との違い
- マンモグラフィの場合
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マンモグラフィは、乳房を板で挟み、薄く広げた状態でX線撮影を行う検査です。
乳房の位置を正しく合わせる必要があるため、検査中に乳房を出した状態になる時間があります。また、乳房を圧迫するため、痛みを感じる方もいます。
胸を見られることや、乳房を挟まれることに抵抗がある方にとっては、心理的な負担になることがあります。
- 超音波検査の場合
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超音波検査は、乳房の皮膚にゼリーを塗り、プローブという機器を直接当てて行う検査です。
痛みは少ない検査ですが、乳房を出した状態で検査を受ける必要があります。また、検査中は医療者が乳房に機器を当てながら観察するため、「見られること」や「触れられること」に抵抗がある方には負担になる場合があります。
マンモグラフィ検査
エコー検査
「胸を見られたくない」と感じる方へ
乳がん検診が必要だと分かっていても、胸を見られることへの不安から、受診を先延ばしにしてしまうことがあります。
初めて乳がん検診を受ける方、乳房の大きさや形に悩みがある方、手術の傷あとがある方、皮膚の変化を見られたくない方にとって、検査中の露出は大きな負担になることがあります。
無痛MRI乳がん検診は、そうした不安をできるだけ減らし、検診を受けるきっかけにしていただくための選択肢です。
検査着またはTシャツを着た状態で撮影できるため、胸を見られることへの抵抗感を抑えて受けやすい検査です。
注意が必要なこと
無痛MRI乳がん検診は、乳房を直接見せる場面が少ない検査ですが、医療上必要な確認がまったくないわけではありません。
安全で正確な検査を行うために、技師が姿勢や位置を確認することがあります。また、検査着の着用方法や、金属類の有無を確認する場合があります。
体内にMRI非対応の医療機器や金属がある方、閉所が苦手な方、うつ伏せの姿勢を保つことが難しい方は、事前にご相談ください。
また、しこり、血性乳頭分泌、皮膚のひきつれ、乳頭のただれなど、明らかな症状がある場合は、検診ではなく乳腺外科での診療を受けることが基本です。
まとめ
無痛MRI乳がん検診は、検査着またはTシャツを着た状態で撮影できる乳がん検診です。
マンモグラフィのように乳房を板で挟んだり、超音波検査のように肌へ直接機器を当てたりする必要がないため、乳房を露出したまま検査を受け続ける必要が少なくなります。
「胸を見られるのが恥ずかしい」「検査中の露出に抵抗がある」という理由で乳がん検診を避けてきた方にも、受けやすい検査を目指しています。
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服を着たまま乳がん健診ができる理由を解説
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